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ケロイドと肥厚性瘢痕(はんこん)の違い

それはケロイド?肥厚性瘢痕?

肌に出来たニキビが治った後に赤みが強くなり一時的に色素沈着などが起きても少しずつ色が引いて目立たなくなります。
しかし、治ったはずのニキビ跡が1~2か月経った後に赤く盛り上がった状態になることや、みみず腫れ状態になった場合、ケロイド瘢痕や肥厚性瘢痕の可能性があるかもしれません。

ケロイド瘢痕とは

ケロイドが発生する要因として遺伝的なものもあることから、アレルギー疾患をもつ人がなる場合が多いです。

一見肥厚性瘢痕に似ているため区別がつきにくいですが、ケロイドの場合は赤く盛り上がった病変がその範囲を超えて正常皮膚まで広がるといった特徴があり、痒みや痛みを伴うことが多くあります。
このようなことから進行性があるものがケロイド、ないものが肥厚性瘢痕と区別できます。

ケロイドの場合、一般的に用いられる治療での効果はあまり期待できず、増悪、再発が多いのですがある程度の軽減は期待できます。

ケロイド状ニキビ跡の治療方法

一般的に行われる方法としてステロイド治療というものがあり、副腎皮質ホルモンという組織を委縮させる作用や抗炎症作用がある成分を患部に軟膏として塗ります。
また、ステロイドが含まれるテープを張ることや、ステロイド注射という方法もあります。

しかし、肌が弱い人や元々ニキビが出来やすい人はニキビを増加させることになることがありますので注意しましょう。

肌が弱い人向けには、メディカルエステなどで受けられるピーリングなどを利用すると、医療機関で行うピーリングよりも強力さがないのでケロイド状態が重度でなければ効果は期待できます。

他にもレーザー治療、光治療、手術などの施術がありますがそのほとんどが保険適用外なので費用は通常の通院より高額になります。

ケロイドを自分でケアしようとすると肌の状態によっては悪化させる危険性があります。
できるだけ専門機関で相談してからケアを行うようにしましょう。

肥厚性瘢痕とは

肥厚性瘢痕とは赤く盛り上がった病変がその範囲内で留まり、基本的にそれ以上広がることのないものを言います。

何らかの異常があり肌の状態の治りが遅くなると、皮膚を作る線維細胞の産生が過剰に起こるためその増生によって赤く盛り上がります。
病変が広がることはないものの、まれにきのこ状になることがあります。

ケロイドと違って、皮膚のコラーゲン代謝によって月日の経過とともに退色していき、盛り上がりも平らな柔らかい傷へと自然消失していきます。

肥厚性瘢痕の治療方法

先に述べた通り自然消失していく性質があるため、年月はかかるものの特に治療は必要なく、数年から十数年たてば改善されます。
免疫反応が落ち着くことやコラーゲン代謝を長い時間掛けて行うことで改善しやすくなるのです。

しかし中には赤みだけが消えて白い成熟瘢痕として残る場合もあります。

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